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ディレクター・古井真也のBLOG
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SPBSラボ 古井真也×飯沢耕太郎「偶然性のトーク」

3/18の夜は、シブヤブックセラーズで[SPBSラボ]トークイベント。ご来場頂いた方、ありがとうございました。

入場料を頂いて話をするからには、少なからず楽しんで帰ってもらいたい。
そのきのこさんセレクトのきのこ写真を映写しながら、ゆっくりとスタートしたトーク。

適度なプレッシャーも心地よく、飯沢さんのリラックスした姿勢も心地よく、終始楽しく進めることができました。話題の論点は文学を中心に、アート、アニメーション、食、呪術と、きのこのように各分野次々と繁殖していきましたが、それもまた良かったと思います。

たくさんの論点の中でも、おもしろかったのが、きのこ狂としても知られ、作品の中で「偶然性」を用いて現代美術・現代音楽の世界に新しい視点を持ち込んだアーティスト、ジョン・ケージについての逸話だったかと思います。付け加えてここで話をしたいのはポストモダンミュージックの世界を変革した「2人のジョン」について。
ジョン・ケージとジョン・レノンの2人が同時期にニューヨークの「ダコタ・ハウス」の上下階に住んでいたのは有名な話ですが、「日常のふとした雑音さえ無音ではなく、それ自体が音楽である。」と宣言したジョン・ケージも、階下のジョン・レノンとオノ・ヨーコが鳴らすピアノの音に耐えきれず、文句を言うために彼らの部屋を訪れたという、まことしやかな逸話があります。このクレームに、レノンとヨーコは「音の無い世界を想像してごごらん。」と言ったか言わずか...?
2人がどのような応対をしたのか、知りたい。

話が飛びましたが、トークの中では、ケージが毒キノコの中毒で死にそうになったこと。ニューヨーク菌類学会を発足した云々。イタリアのテレビクイズ番組(カルトQってありましたね..)の菌類ジャンルで優勝をさらい、巨額の賞金をゲットした話なども触れました。きのこ関連書籍のコレクターとしても有名で、いち早くマクロビオティックを実践して後のニューエイジムーブメントも牽引したジョン・ケージ。彼の作品や性格や数限りないきのこへの偏愛からうまれた逸話。
最終的に、飯沢さんの「きのこは偶然性の象徴である」という言葉が、昨日のトークイベントの結びだったように思います。
最近しきりに聴かれる「セレンディピティ」と「きのこ狩り」の類似も興味深いテーマかもしれません。このあたり、次回にどこかで掘り下げられたらいいですね。
きのこを考えることから、もう一度、偶然性を察知する感覚を取り戻したいと思う今日コノゴロです。


point of viewがプロデュースする「きのこコネクション」の展示と、きのこ狂の書斎・きのこ本のフェアは3月31日まで開催していますので、ぜひお越し下さい。

Opus 20 Modern Masterworks: John Cage - Part 1

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CRAZY MUSH ROOM+きのこコネクション
期間:3月16日(月)〜31日(火)12:00〜24:00
会場:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
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| pov produce event | 22:37 | comments(0) | trackbacks(1) |









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どうも、とよ田キノ子です。 現在、SHIBUYA PUBLISHING & BO...
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